葬祭業の実態について、YouTubeで動画を配信する佐藤信顕さんという方がいます。
葬儀についての深い知識を解説されていますが、佐藤さん自身や佐藤さんが代表を務める「佐藤葬祭」という葬儀社についての情報は、動画を見ただけでは確認できないでしょう。
本記事では、実際にインタビューをして分かった佐藤信顕さんの人柄や佐藤葬祭について紹介します。
佐藤葬祭とは?
佐藤葬祭の創業は昭和5年、初代である佐藤峰三郎さんが葬具店を買い取り始まりました。
当初は葬具製作販売を行っており、紙製帷子や蓮華・四華などを都内の葬儀社に販売していました。
時代の流れに請われて葬祭業を始め、以来90年にわたり地元の皆様にご愛顧を受けて存続しています。
そんな歴史のある佐藤葬祭には、メディアへの協力や掲載の実績も多くあります。
メディア協力・掲載実績
テレビ
・TBS がっちりアカデミー 取材協力(2010年)
雑誌
・「宗教問題」 掲載(2016年)
新聞
・東京新聞 掲載(2010年)
書籍
・日本人として心が豊かになる家族と自分のお葬式 出版(2010年)
・コワ~い葬式の話 監修(2010年)
テレビの取材から書籍の監修など、地域密着型の葬儀社とは思えないほど幅広いメディアに注目されていることが分かります。
では、インタビューの前にネット上の口コミや評判もチェックしたいと思います。
ネット上の口コミ・評判
葬祭系YouTuberとして佐藤葬祭は一番知名度が高いだけあり、SNSでは動画配信についての評判が多く、佐藤葬祭の葬祭業そのものに対する評判などは確認できません。
佐藤葬祭が過去に行った家族葬セミナーに参加した方の評判は佐藤葬祭WEBサイトで確認できるので、一部抜粋して紹介したいと思います。
具体的な話で大変参考になりました。
亡くなってから、葬儀に至るまでの流れが明解になりました。
何も知らなかった時よりも、葬儀屋さんに相談に行きやすくなったと思います。
秘密のセリフを聞いたので、騙されなくて済みそうです。
引用:佐藤葬祭
セミナーに対する評判の一部抜粋ですが、参加者の方が佐藤さんの持つ知識に深く感心していることが伺えます。
また、そういった知識を惜しみなく享受してくれたことに感謝している方も多く確認できました。
配信している動画についての評価や内容は、後述で詳しく解説したいと思います。
以下よりインタビューを開始します。
インタビュースタート
では、佐藤葬祭さんへのインタビューを開始します。
質問内容を事前に送信していたにもかかわらず、当日は佐藤信顕さん自らインタビューに応じて頂きました。
実際に佐藤さんとお話してみて、
- 葬儀について深い知識を持っている
- 質問に対する回答が早い
- とても勤勉な方
という印象を受けました。
動画配信でどんな質問にも答えていることにより、深い知識を持っているということは分かっていました。
実際に対面でお話しした時も質問に対しての回答が早かったので、知識量とそれを伝える能力に長けていることを感じました。
また事後の感想ですが、佐藤さんは筆者の企業が属する業界についても質問し、メモを取るといったことがインタビューの中で多く見受けられました。
情報についての勤勉さが、他の2点を支える力になっていることが伺えます。
そして、私自身佐藤さんのチャンネルをチャンネル登録しているので、目の前にご本人が現れた時は緊張したことを覚えています・・・。
そんな気持ちとは裏腹に、佐藤さんは気さくな方でとてもリラックスしながらお話しすることが出来ました。
宜しくお願いします。
予め決めておくべきことはありますか?
- 亡くなったらどこに帰るか
- 知らせる範囲
- どこで葬儀をするか
- お墓はどこにあるのか
実際に申し込み~契約までの流れや手順は?

ご遺体を安置させていただきお話を聞いて、葬儀の段取りを組み始めます。
ご予約・事前相談の時には前払い料金などは頂いておりませんので、ご安心ください。
利用者目線で見ても事前のご予約・相談に前払い料金などが無いのはとても安心できます。
得意な葬儀の形式は?
ただ、出来ない葬儀はありませんね。
3千人といえば著名人の方の葬儀と同じほどの規模です。
佐藤葬祭さんのような地域密着型の葬儀社でその規模の葬儀を依頼されるということは、古くから葬祭業に携わってきた実績と、業務に対して周囲からの信頼があることが伺えます。
何を重要視して、どこに力を入れていますか?
その予測能力に基づいてしっかりと手順・段取りを組み立てる事ができるのがお客様が不慣れである「葬儀」という物をサポートする安心感につながります。
上記に加え、佐藤葬祭さんでは呼ぶ範囲や訃報の連絡先などをご家族に少なくとも3回は尋ねるそうです。
そうすることによって計画の不明瞭さを無くし、ご家族の満足いく葬儀を執り行えるようにしています。
そこまで確認を取ることが、葬儀を執り行ううえで重要です。
確証が取れた正しい措置、そして葬儀についてどんな局面でも対応できる計画性、それらを遵守することに重きを置いているようです。
利用者の方からよく問い合わされることは?
その中で、お客様によく質問されることは何ですか?
様々な内容について答えられるのが当社の業務における強みです。
確かに佐藤さんが配信している動画では、視聴者の方が投稿した葬儀社サイトに載っていないような疑問に回答しているので、普通なら知りうることのない知識を得ることが出来ます。
また、本章までに紹介したセミナー参加者の方々の感想から判断しても、葬儀社さんの立場から考えると本来教えたくないような知識も教えています。
「なんでも答えます」という看板に偽りはありません!
これだけは知っておいてほしいこと
その節目をしっかりと見送る事が葬儀と言うものになります。
気楽に貴方の為に使ってもらうのが葬儀屋という仕事の本望です。
実は筆者もこのインタビューの際に葬祭業界や葬儀について沢山の知識をご享受していただけました。
佐藤さんはリアルタイムでのライブ配信なども行っているせいか、人と話す・教えることにとても慣れています。
佐藤葬祭さんは知識がとても豊富で、葬式だけでなく弔い全般のご相談に対応できます。
葬儀について疑問があるという方は、是非お問い合わせをすることをおすすめします。
動画投稿を始めたきっかけと反響は?
元々、なぜ動画投稿を始めたのですか?
また間違った情報がネット上に多く、皆さんを誤解と偏向した情報から守らなきゃいけないという使命感もありました。
確かに、筆者自身佐藤さんの配信する動画を見て、何点か葬儀について勘違いしている部分に気づくことが出来ました。
また、何故間違った情報が出回っているか?その情報がどんな害を生むか?ということも解説してくれています。
実際に視聴者の方から依頼はありますか?
握手を求められたりして対応しながら、和やかに親御さんの葬儀をお手伝いさせていただくことも多々ございます。
・・・初めてお会いした時、自分も全く同じことを考えていました。
SNSやブログなどWEB広告に力を入れる理由は?
時代に合わせて状況に合わせて会社を知ってもらうのは、仕事として大切な事です。
昔よりもチラシのポスティングなどの足と人手を使う広報が減った現在では、まさにネットでの集客が重要となってきます。
佐藤葬祭はそれに対してしっかりとアプローチをして、葬儀と企業についての不透明さを無くし認知度を上げています。
終活の必要性についてどう思いますか?
ただ、終活自体でなく終活を推奨するメディアの商法に対してですね。
それなのに、不安商法を使うメディアが多いことが許せませんね。
確かに、筆者も終活について「コレをやらなければならない」「絶対にやらなきゃいけない」という決まりは無いと思っています。
故人様の「こうしておきたい」、ご家族の「こうしてあげたい」という気持ちによって起こる活動の名前であり、旅行に行ったりご飯を食べたりなどの思い出作りも終活であると解釈しています。
終活という言葉も無く、逝去後の手続きもし辛かった昭和の時代に困っている人は大勢いたっけ?そんなことない!と思いますね。
この後も終活について、とても多くの意見を伺うことが出来ました。
結論として、終活は「子供に要望を話しておく程度で十分、やらなくても問題はないこと。」という結論となりました。
最後に、利用を検討する方に向けて
人は全ての人がお亡くなりますので、その時が来た時にドキドキしないように決めておくと、安心して生きていられると思います。
大手ではない地域密着型の葬儀屋さんで、「ウチで無くても結構」というのは、中々言えることではありません。
動画やセミナーでお客様第一の情報を惜しみなく提供していることからも、上記の発言が嘘で無いことが分かります。
今回のインタビューを通して、佐藤葬祭のような深い知識をしっかりとお客様に提供してくれる葬儀屋さんこそ、信頼して依頼をすべきだと感じました。
佐藤葬祭に依頼するメリット
実際に調査・インタビューして分かった、佐藤葬祭に依頼するメリットを紹介します。
事前の信頼度が高い
例えば、一般的な葬儀社の場合まず資料請求を行い、その後プランナーに会って契約という形になります。
つまり、「ちょっと話を聞いてみよう!」という段階にならないと、担当プランナーの人柄や能力を知ることが出来ません。
佐藤葬祭の場合、代表である佐藤信顕さんが実際に顔を出して動画に出ているため、人柄は事前に確認することが出来ます。
また動画の内容も専門的なので、能力の高さも同時に判断できます。
むしろ具体的な不明点などがあったら、動画でも質問が出来るというのもおすすめですね。
顔出ししている=サービスの品質に自信があることの現れなので、事前の判断材料が多いことはメリットといえます。
長い歴史による実績がある
近年、大手企業が葬祭事業に進出することも増えました。
多くの葬儀社が倒産することもある中で、長い歴史を刻みながら変わらず実績を積み上げる佐藤葬祭は信頼できます。
2019年現在でも、年間200件の葬儀を担当していますし、動画配信などにより今後知名度が下がることは無いでしょう。
徹底的な教育による実践主義
佐藤葬祭のプランナーは、入社後にまず800ページの実践マニュアルを頭に入れることを最初の仕事として行います。
そして、このマニュアルを身につけていない限り担当はさせないという教育を徹底しています。
一人前になるために担当をさせるのでなく、一人前になったから担当をさせるという教育により、高品質なサービスを提供することが出来ています。
デメリットはある?
結論から言うと、佐藤葬祭について特筆すべきデメリットはありません。
大手葬儀社にあって佐藤葬祭に無いものといえば自社斎場を思い浮かべますが、自社斎場を持っていない葬儀社なんて多くありますし、それによってサービスが低下するということもありません。
また、大手ほど多くの依頼をまとめて引き受けることが難しいという点もありますが、それは一件一件への高品質なサービス提供に繋がっています。
メリットデメリットで測るならば、間違いなく利用を検討すべき葬儀社だと言えます。
YouTubeのチャンネルはどう?
一視聴者として感想を言うと、月並みな言葉ですがかなりためになり面白いです。
視聴者からの「〇〇〇って本当?」という質問に答えるスタイルなので、多くの人が勘違いしていることを指摘されることもよくあります。
筆者自身も動画によって正しい知識を多く得ることが出来ました。
管理についてもしっかりと行っており、コメント欄で視聴者に対して不適切なやり取りが行われないようにしっかり内容を精査しています。
そんなコメント欄には、普段知れない情報を提供していることへのお礼や、関連業務に携わる方で「感服した」という意見が多く集まっています。
中には「これこそ動画配信のあるべき姿である」とまで称賛している方もいるので、動画の質の高さが分かります。
出典:YouTube
興味のある方は是非、ご視聴をおすすめします。
まとめ
以上で佐藤葬祭へのインタビューを終わります。
佐藤さんが持つ経験によって積み上げられた深い知識に、筆者自身も勉強となるインタビューとなりました。
こちらの質問に対する淀みない早いレスポンスについても、知識の裏付けとお客様を不安にさせないというプライドを感じることが出来ました。
適度に砕けた親しみやすい口調の中でも、葬儀社としての言葉が自然と出ることも、長い実践の中で培われたスキルの高さだといえます。
葬儀に対して不明点がある、不安があるという方は、是非佐藤葬祭にお問い合わせをおすすめします。