終活とは?いつから始める?やり方やすべきこと、流れを丁寧に解説!

近年、自身の死に備えた「終わりのための活動」として終活という言葉が広まりつつあります。

ですが実際に終活の目的や、何をいつから始めるかなどを把握していない方は、まだ多くいないでしょう。

終活テラスでは、ユーザーの方一人ひとりの終活の不明点解消に役立つよう、様々な知識やサービスの窓口の情報を発信します。

皆さんの終活に、是非当サイトをお役立てください。

そもそも終活とは?意味や目的を解説

そもそも終活とは?意味や目的を解説

冒頭でも簡単に紹介しましたが、終活とは人生の終わりを迎えるための活動の事を指します。

  • 老後の介護や医療はどうするか?
  • 葬儀や供養はどのようにして行うか?
  • 遺品など相続についてどうするのか?

本人に確認や手続きが必要になるであろう、上記のような点を生前から計画立てておくことで、本人も周囲の方も安心して終わりの瞬間に備えることが出来ます。

つまり、万人共通で終活=コレをする。といった答えは無く、人それぞれの「生きているうちにアレだけは整理しておきたい」という活動全てを指します。

  • 自分の死後に周囲の方に問題を残したくない
  • 好きなように埋葬や供養の方法を決めたい

以上の目的のもと、終活という活動は普及していきました。

何よりも相続問題をすっきりさせたいという人もいれば、自身の葬儀の催し方や埋葬場所を決めておきたいという人もいるので、終活として何を優先的に行うかの順番にも決まりはありません。

では次章で、終活として多く行われる生前準備の内容を流れと共に解説します。

終活では何をする?することと流れを解説

終活では何をする?することと流れを解説

前章でも触れましたが、終活には「絶対コレをやらなければ。」と決まっているものはありません。

ただ、多くの方が行う終活の定番はあります。

以下から、それぞれ解説します。

介護や医療関連の計画

逝去されるまでの介護医療について、早い段階で計画を立てておくことです。

終身医療保険などの保険関係について整理・見直しをすることも、この医療関連の計画に含まれます。

また、すでに持病がある方は、病院で生涯を終えるか慣れ親しんだ自宅で療養をするかの選択をします。

自身の身体の臓器提供や献体を希望する場合は、後述する供養の方法にも関わってくるので、覚えておきましょう。

さらに老後に老人ホームに入居する場合に備え、資料請求や施設見学をすることも重要です。

自宅療養を選択するならば家屋のバリアフリー化や介護器具の導入など、環境を整えることには時間と費用がかかります。

人それぞれスタイルは様々ですが、各々のご家族や地域による折り合いもあるので、計画を立てるのは早いほど良いでしょう。

遺品などの生前整理

相続させるほどでもない、もしくは処遇を迷うような遺品や、解約・名義変更といった手間が面倒な携帯電話や住居を、生前のうちに本人で整理しておくことです。

親族といえど故人の遺した物の処遇を一存で決めることは難しいですし、携帯電話や住居の解約・名義変更はご本人が生前に手続きをしておいた方が手間も少なく簡単に済みます。

遺品は細かく選別せず「ここの物は全部処分して良い」といった一言でも良いですし、携帯電話や住居は委任状を使って代理人に解約・名義変更の手続きを任せることも出来ます。

遺品を売却する場合、基本的に骨とう品や着物などそれぞれを得意としている買取業者に売却するのがベストですが、仕訳が面倒な場合は遺品整理の一括代行サービスという手段もあります。

相続財産や必要手続きの確認

土地や家屋、預貯金といった財産や、経営している事業などの相続についても取り決めておきましょう。

また、本人にしか知らない負債などがある場合、それについてもしっかりと整理しておかなければ、死後に親族の方が手続きや種類整理に追われることになります。

それが原因で、本当に遺したかった物まで放棄せざるを得なくなることも考えられるので、法律や税が絡み複雑だとしても準備しておくことを推奨します。

単純な遺産や土地だけでなく、企業など少しでも複雑に感じる相続財産があるならば、専門家に一任しましょう。

もちろん、生前に全て片付けてしまうことに不都合がある方もいると思います。

そういった場合は遺言書作成を忘れずに行うようにしましょう。

宗教や宗派の確認

自身や家系が信仰・入信する宗教ごとの作法等を確認しておくことも重要です。

それによって葬儀の形式や供養の仕方が変わってくることがあります。

また、同一宗教の中でも宗派といって種類があり、それぞれの宗派ごとにまた作法が違うので注意が必要です。

葬式・葬儀の種類や規模、葬祭場を選ぶ

どんな規模の葬儀をどこで行うかを選んでおくことも重要です。

自身の望む葬儀を生前に契約しておくことで、遺された方が葬祭の手続き等でバタバタすることを防ぐことが出来ます。

どなたに参列してもらいたいかだけでもご本人と話し合えば、葬式の規模を決めることが出来るので、簡単にでも話し合っておくことをおすすめします。

供養の方法や場所を決める

葬儀・葬式について決まったら、供養の方法まで決めることをおすすめします。

火葬後の自身の遺骨をどうするかを、本人自ら具体的に決めましょう。

お墓に入れてお終いじゃないの?と思う方も多いと思いますが、現在では供養の方法も増えていて、遺骨を粉にして海に撒いたり、アクセサリーに加工して身に着けることも出来ます。

また、お墓に入れるにしても家族墓や個人墓など種類があるので、葬儀と併せてこちらも決めておくことをおすすめします。

法事や法要の段取り

死後に訪れる法事・法要について話し合うことです。

初七日や四十九日、一周忌や三回忌など聞いたことはあっても、具体的にどこで何をするかを完璧に把握してる方は少ないでしょう。

ここまでくると本人よりも周囲の方に関わってくる問題ですが、ご本人を交えて法事・法要を行う斎場や規模や内容を決めるのも終活に含めて良いでしょう。

お墓や霊園の場所・種類を選ぶ

自分がどこの霊園・墓地に入るか、墓石の種類や何を彫刻するかを選びます。

霊園の場所は遺族の方が墓参りするにあたって、今後深く関係します。

作家の方などは筆名を入れることもあるので、墓石の種類や彫る文言もしっかり決めておくと良いでしょう。

仏壇・仏具を選ぶ

家に置く仏壇・仏具を選んでおくことです。

葬式・葬儀やその後の挨拶、法事の段取りは準備をしていたとしても大変ですし、それ以前に看護や介護が続いていた場合、親族の方の疲労はさらに計り知れないでしょう。

その際に仏壇・仏具まで決まっていれば、その分親族の方の疲労は緩和されます。

その他、人それぞれの事

人それぞれの生前中に整理しておくべきことをその他として最後にまとめました。

  • 飼っているペットの引き取り先は決まっていますか?
  • 貸し借りしている物品をそのままにしていませんか?
  • データなど、見えない部分に忘れ物はありませんか?

定番のものではありませんが、人によってはここまでで紹介した以上に片付けなければならない問題もあるかもしれません。

ご自身の状況を把握して忘れ物をしないようにしましょう。

生前に整理できない場合はエンディングノートを使おう

生前に整理できない場合はエンディングノートを使おう

ここまで様々な終活内容について解説しましたが、閲覧してくださっている方の中には全て整理することが状況的に難しい方もいると思います。

そういった方はエンディングノートに自身の記録をとることをおすすめします。

遺された方の役に立つように、携帯の情報や加入している保険やクレジットなど自身の個人情報を記しておきます。

近年では、エンディングノート作成こそが終活の一環と言われていますが、遺言状と違い明確な法的効力は無いので、絶対に書かなければならないというものではありません。

整理できる範囲は整理し、出来ない部分はエンディングノートに記録しておくなど、使い分けることをおすすめします。

何歳から何を始める?年齢層ごとの終活内容を表で解説

何歳から何を始める?年齢層ごとの終活内容を表で解説

終活を始めるに至って真っ先に悩むのは「まず何をすれば良いのか?」ということです。

ここまでで紹介したように、終活には定番こそあるものの、「いつから始めなきゃいけない!」「コレを絶対やらなきゃいけない!」といった、明確な開始時期や必須項目がありません。

ですが年代によって「やるならこれから始めた方が良い!」という優先順位はあります。

本章では年代別に優先順位が高い終活について、表で解説します。

年代 優先順位が高いもの
30代~ ・物品の整理
40代~ ・物品の整理
50代~ ・物品の整理
・介護や医療関連の計画
60代~ ・物品の整理
・介護や医療関連の計画
70代~ ・相続財産の整理
・介護や医療関連の計画
・遺品などの生前整理
80代~ ・相続財産の整理
・介護や医療関連の計画
・遺品などの生前整理
・葬祭場を選ぶ
・お墓・霊園を選ぶ
90代~ ・相続財産の整理
・遺品などの生前整理
  • 30代~50代から終活を始める場合は物品の整理を行う。
  • 50代~70代は医療や介護の検討、遺品の生前整理の見通しも立てる。
  • 70代~90代は遺品や葬祭場やお墓などどれから始めても良い
  • 90代以降では、重要かつ複雑な相続遺品整理を優先的に進める。

ただ上記表はあくまで目安であり、実際は皆さんそれぞれの生活や身体の状況によって変動します。

無理をしないように、それぞれのペースで進めるようにしましょう。

まとめ

終活まとめ

皆さんそれぞれ、思い描く理想的な人生の終わりの迎え方があるでしょう。

周りの方に幸せになってもらいたい。
最後まで自分が好きなことをしていたい。
良いことも悪いことも残さずにすっきりしたい。

どんな目的であろうと、自分の人生の最後を良いものにしたいという根本的な思いは共通です。

当サイトが多くの方の終活の手助けになれば幸いです。

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